モントリオールでの電話、インターネット


注意:不正請求が多いので日本のクレジットカードでの自動引き落としは避けた方が良いと思います。面倒でも毎月支払うか、日本に帰る時に解約する銀行口座やクレジットカードにしましょう。最悪の場合日本に帰っても自動引き落としされかねません。

電話

電話のかけ方
市内通話:自宅からは無料、公衆電話からは50セント(2007年6月2日から値上げ)で時間無制限。以前は市街局番なしの7桁で良かったが、モントリオールの市街局番が増えたため、2006年夏より市街局番から10桁ダイヤルすることになった。(7桁で示されている電話番号には514を付ける事) 例:123-4567は514-123-4567をダイアル
市外通話:市街局番からダイヤル。例:514-123-4567
日本への国際通話:国際電話識別番号011+日本の国番号81+市外局番の0を除いた番号+相手の電話番号
例1: 03(5123)4567へかける場合
011-81-3-5123-4567
例2: 090(5123)4567へかける場合
011-81-90-5123-4567

Calling Card


市外通話や国際通話料金を節約する方法としてCalling Cardがあります。購入したCalling Cardの裏面に書いてある市内通話番号に電話しメッセージに従ってPIN(Personal Identification Number)番号を入力すると何ドル分のこっているかのメッセージが流れます。さらに(国際電話を含め)上記のように番号をダイヤルすると接続可能時間が通知され接続されます。

Calling Cardは駅の売店やコンビニで多くの種類が売られています。 日本まで$5で5時間以上接続可能と書いてあるCalling Cardもありますが実際は1時間程度しか使用出来ず、使っていなくても1-2ヶ月でどういう訳か切れてしまうのがほとんどです。

WAL*MART(NAMUR駅前、ANGRIGNONショッピングモール等)のレジ付近で売っているAT&TのCalling Cardは$5で日本まで約1時間ですが使用時間と料金の関係が正確で、初回使用から6ヶ月間有効です。
尚、Broad band のインターネットが使用可能ならSkypeOut http://www.skype.com を使って日本に電話をかける事が出来ます。特に日本への携帯電話への料金がとても安く(携帯電話0.125ユーロ/分、固定電話0.0192ユーロ/分2005.6.現在)日本国内からかけるのと遜色がありません。ただしSkypeは回線品質がいまいちです。またコンピューターに備え付けられているヘッドホンやマイクを使用するとコンピューターから出た音がそのままマイクにひろわれてエコーしてしまうことがあります。その場合外付けのヘッドホンやマイクを使用しましょう。

電話設置

Bell Bell http://www.bell.ca tel 310-2355 に電話をするか、インターネットホームページからまたはBell Teleboutiqueへ直接出向いて回線を接続してもらいます。 なおこの時にインターネットを申し込んでも良い。
電話料金は、請求書が送られてくるので小切手を書いて送る。銀行からの自動引き落としや、インターネットバンキングで振り込む事も可能。

設置電話を申し込まないで携帯電話のみを使用する選択肢もあり得ます。インターネットを使う際はケーブルテレビの回線を利用しても良いし、Bellでも電話回線なしにハイスピードインターネットのみの契約も受け付けてくれます。その際に[1]フックスを使う予定が無い事、[2]マンションのセキュリティシステムが電話を利用していない事(特にfurnishのapartment)、[3]マンションのドアホーンが電話と連動している場合に携帯電話でも利用可能な事、を確認しましょう。

個人的な意見ですが、私はベルを薦めません。インターネットが突然接続出来なくなり、電話をしたらたらい回しにされたあげく、技術者にまわされ60分テストをして接続出来るはずだと言われましたが実際は接続出来ません。何回電話をしてもらちがあかないため解約してケーブルテレビのインターネットに乗り換えました。解約した以降も請求が続き解約したから払わないと手紙と電話で何回通知しても請求が続きあげくの果てに第三者の取り立て機関にまわされました。同僚もベルの不正請求に悩んでいました。かなり問題がある会社のように思えます。

携帯電話

日本と同様な月極のサービスとプリペイドカードを購入するサービスに大別出来ます。月極のサービスは月に数十ドル支払うとある一定量まで通話が無料になります。長期契約(約2年間)すると携帯本体の値段がとても安く(契約によっては無料)になります。長期滞在し多く携帯電話を利用する方に有利と思います。長期契約なしでの月極のサービスは携帯本体が高くなります。プリペイドカードを購入するサービスは携帯本体が更に高価になります(最低100ドル)。しかし使用頻度が少ない場合、たとえば10ドルのプリペイドカードを購入すればその使用期限の1ヶ月間使用できます。携帯は帰国するときに友人に売る事が出来ます。携帯を買った人は店でSIM card(約20ドル)を購入し携帯に装着すれば使用できます。日本とは異なり、かかってきた電話にも通話料がかかります。 携帯の会社にはBellhttp://www.bell.ca, Rogershttp://www.rogers.ca, telushttp://www.telus.ca, fidohttp://www.fido.ca, Virginhttp://www.virgin.ca等があります。友人から紹介してもらうと友人は数十ドルの報酬、買った人も数十ドルの割引がもらえる場合があります。アメリカ等海外で使える機種を選んだり、期間限定で携帯本体の割引をしていたり、オプション料金を払うと海外通話が安くなったり選択肢は多く存在しますので、携帯電話の使用形態に照らし合わせ最も安いプランをインターネットでよく調べて比較検討して選びましょう。

日本のau(KDDI)http://www.au.kddi.com/kaigai/index.htmlとVodafonehttp://www.vodafone.jp/top.htmの国際通話対応の機種はモントリオールで使用可能です。ただ通話料金がとても高い(約一分230円)のであくまで非常用と考えた方が良いと思います。注:以前はつながる機種が存在していたのですが、現在販売されているau(KDDI)のグローバルパスポートの機種はモントリオール市内ではつながりません。グローバルエキスパートの機種はつながると思われます。日本のVodafoneはSoftbankに身売りされましたが国際ローミングは可能のようです。http://mb.softbank.jp/mb/service/3G/global_service/

インターネット

無線インターネットの接続ポイントは http://airpath.jiwire.com/で検索出来ます。EATONセンターやSECOND CUP等の喫茶店でWi-Fi HOTSPOTの表示が出ている所が多いです。
家でインターネットをする場合、 Bell http://www.bell.ca と Videotron http://www.videotron.ca/ が2大プロバイダーです。
Videotronについては使用経験がありませんのでどなたかレポート戴ければ幸いです。注意点として契約によっては毎月のデーター転送料の上限が決まっていて、それをオーバーすると追加料金がとられる場合があります。P2P(日本ではwinnyに相当するソフト)をやっていた人が400ドルの追加料金をとられたそうです。特に画像のストリーミング(日本のテレビやドラマ等をインターネット経由で見る)を行いたい人は要注意です。
Basic Internet 600kbps 月$19.95(一ヶ月 download1GB, upload1GBまで)
High Speed Internet 5.1Mbps月$29.95 (一ヶ月 download20GB, upload10GBまで)
Extreme High Speed Internet 10Mbps月$44.95 (無制限)
(2006.4.現在の情報です)

Bellから申し込んだ場合Sympatico http://sympatico.msn.ca/ という名のMicrosoft MSNに加入する事になります。
Dial-up 56kbps 月$14.95
DSL Basic 256kbps月$27 (日本式表現ではISDN)
High Speed 3Mbps月$39 (日本式表現ではADSL 3M。実際の速度は2Mbps程度)
High Speed Ultra 4Mbps月$50 (日本式表現ではADSL 4M)
(2005.7.現在の情報です)

個人的な意見ですが、私はベルを薦めません。インターネットが突然接続出来なくなり、電話をしたらたらい回しにされたあげく、技術者にまわされ60分テストをして接続出来るはずだと言われましたが実際は接続出来ません。何回電話をしてもらちがあかないため解約してケーブルテレビのインターネットに乗り換えました。解約した以降も請求が続き解約したから払わないと手紙と電話で何回通知しても請求が続きあげくの果てに第三者の取り立て機関にまわされました。同僚もベルの不正請求に悩んでいました。かなり問題がある会社のように思えます。


Dial-up以上はモデム、ケーブル、分配器、フィルターとインストールCDが送られてきます。(どの契約でも共通のモデム、ソフト) 
注意点として
(1) WindowsXPとMacOS-XはインストールCDを使わず手で設定する。その他の場合でも日本語版のコンピューターではインストーラーが起動しない場合がある。
(2) sympatico以外のメールを使用している場合でもSMTPをsympaticoのサーバーに設定しないとメールが送れない。
以下にMacOS-Xにおける設定例を示します。

マック本体ネットワークの設定です



メールの設定です (sympaticoのメール)


メールの設定です (sympatico以外のメール)



ちなみにair Macを使用した場合の設定は以下のようになります。

マック本体ネットワークの設定です


AirMac Expressの設定です (AirPort Admin Utility)




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