モントリオールでペットを飼う


ダウンタウン周辺では、ペットの飼育可能なアパートがいくつかあるようで、犬の散歩をしている人を多数見かけます。LaCiteも原則はペット飼育不可ですが、交渉しだいで可能となります。特に追加料金は必要ないとのことです。
フードはサイエンスダイエット、ユーカヌバ、ペディグリーなどメジャーなものは入手可能です。ペットシーツはカナダでは仔犬用しかなく、40枚で20ドルと非常に高価です。ロープやデンタルコングなどのおもちゃも日本同様に豊富です。

モントリオールの主なペットショップ
NATURE  http://www.naturepet.com/
SAFARI  http://www.safaripetcenter.com/

<ペットの輸出入> 動物の輸出入に関する情報・申請書は下記HPで入手できます。
農林水産省 動物検疫所  http://www.maff-aqs.go.jp/index.htm
各種様式、輸入に関する推奨証明書様式及び手引書等  http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/systemqa/application.htm#shomeisho

<カナダへペットを連れてくる>

日本の出国条件(日本へ帰国することを前提に書きます)

出国する空港の動物検疫所での検査が必要。1週間前までに電話で予約をする。
必要書類
・かかりつけの獣医師による健康診断書 (6ヶ月以上、日本にいたことを記載してもらう)
・マイクロチップ装着証明書
・狂犬病予防接種証明書(1回目、2回目)
・狂犬病ワクチン抗体価検査結果(2年以上の滞在で現地で行う場合は不要)
・輸出検査申請書(動物検疫所HPでダウンロード可能)

カナダへの入国条件は、下記HPを参照してください。 Canadian Food Inspection Agency http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/import/petse.shtml

犬の場合は、日本は狂犬病非発生地域とカナダで指定されているので、
1. 6ヶ月以上、日本で狂犬病が発生していないこと
2. 6ヶ月以上、対象の犬が日本にいたこと の証明が必要です。1.は出国時に動物検疫所で作成される、輸出検疫証明書に記載されます。2.は、かかりつけの獣医師に健康診断書に記載を依頼すると、輸出検疫証明書に転記してくれます。

<日本へペットを連れて帰る>

カナダは狂犬病発生地域のため、狂犬病ワクチンの抗体価検査が必要です。
帰国の手順
1. マイクロチップ装着。(日本で装着済みであれば不要)
2. 狂犬病ワクチンを2回接種 (2回目の接種は、30日以降、1年以内。2年以内の滞在であれば、有効期間内に追加接種。)
3. 2回目のワクチン接種後に、抗体価の確認。(注1)
4. 抗体価が0.5IU/ml以上あれば、3.の採血日の180日以降に入国可能となる。(注2)
5. 日本到着40日以上前までに到着空港の動物検疫所に届け出をする。 (輸入検査申請書をFAXまたは郵送、あるいは「輸入犬等の届出情報処理システム」にて届出する。)
6.  日本の推奨する証明書様式(FormA 、FormC)を動物検疫所HPよりダウンロードし、処置を行った獣医師に必要事項を記載してもらい、最後に輸出国政府機関の裏書き(エンドースメント)を取得する http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/quarantinesystem/import/dog-cat.htm
(注1) 帰国に必要な狂犬病ワクチンの抗体価測定は、カナダの検査機関は日本では認められていません。アメリカまたは日本などの検査機関への依頼が必要です。 http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/quarantinesystem/import/kessei/kesseikikanlist.htm
(注2) 滞在が2年以内であれば日本出国時の抗体価検査の有効期限(採血より2年以内)であれは、再検査は不要です。しかし、狂犬病ワクチンの接種は有効期間(1年間)以内の追加接種は必要です。

<ペットの輸送手段>

・現在、エアカナダではペット輸送を受け入れていません。カーゴ便での輸送は可能なようです。
  AIR CANADA(ペットについて)http://www.aircanada.jp/ja/pets.htm?cLoc=jp
・JALは犬種制限(ブルドッグ、フレンチブル)があります。
  JAL(ペットをお連れのお客様へ)http://www.jal.co.jp/inter/service/pet/
  JAL(特定犬種お預かり中止に関するお知らせ) http://www.jal.co.jp/other/info2007_0702.html
・ANAは現時点では、受け入れているようですが、カナダへの便はエアカナダとの共同運航便のため、エアカナダに準じます。
  ANA(ペットをお連れのお客様へ)http://www.ana.co.jp/int/checkin/rakunori/pet/index.html

<マイクロチップについて>

マイクロチップはISO規格のチップの装着が必要です。アメリカではISO規格でないものが主流です。ISO規格のマイクロチップの装着が可能かどうか動物病院に確認する必要があります。 また、日本で装着した場合でも狂犬病ワクチン接種、抗体価検査の採血時にマイクロチップの確認が必要となります。ワクチンを接種する動物病院に、ISO規格に準じたマイクロチップリーダーを持っているかの確認が必要です。
主なISO規格のマイクロチップ
 デジタルエンジェル社(アメリカ) 「ライフチップ」
 データマース社(スイス) 「アイディール」
 アビッド社(アメリカ) 「AVIDマイクロチップII」
 クリスタル・タッグ(Crystal Tag )(アメリカ)「アイディール」
下記HPも参照してください。 日本ベエツ・グループ(マイクロチップ) http://www.pet-hospital.org/microchip.htm#micro_10

Pleateau-Mont-Royal における規則>

[犬の場合]毎年1月に認可を受ける事。排泄物はゴミ箱に入れ、木の下に放置したり塀に掛けたままにしない事。犬を吠えさせるのを容認しない事。犬が禁止されている公園へ連れて行かないこと。公園にある 囲いで仕切られた遊園地、運動場で放し飼いにしない事。犬に公園の池で飲水や水浴びをさせない事。罰金は最低141ドル。
[犬の放し飼いが可能な場所]parc La Fontaineのテニスコートの南側にある囲われた区画、parc Sir-Wilfrid-LaurierのSaint-Gregoire通りとMentana通りの一角。
[猫の場合]猫に対する規則は無いが、猫が人に健康障害をおこすと考えられた場合規制を受けることがある。



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